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結納返しに関して
結婚前の結納は男性側から女性側へ品物を納めます。そして女性側は結納に対してお礼として「結納返し」を贈るようになっています。
この結納返しは「返しのし」や「土産のし」ともよばれています。
一般的に結納返しは、結納の当日に行うようになっています。
結納返しの一番のポイントは、受けた結納よりも豪華なものにならないようにすることです。
結納返しの目安は、結納金の10パーセントといわれています。
結納品とは別に結納金が100万円であった場合、10万円ほどの現金もしくは品物をお返しします。
また結納返しは必ず行わなければならないものではありませんので、両家でそれぞれ相談をしましょう。
結納返しを現金で行う場合「袴料」として贈ります。
品物の場合は、洋服や時計、カバンなど生活に役立つものにしましょう。
品物は男性の欲しいものでも問題ありませんので、相談して決めましょう。
また結納品に対する結納返しもあります。
この場合は結納よりも少し控えめのものを選ぶようにしましょう。
こちらはあまりしない場合が多いので、無理にする必要はありません。
礼儀としてといわれていますが、結納金に対するお返しで十分でしょう。
また結納返しを儀式として行う場合は、同時交換とよばれる当日に行う方法と、結納後の日を改める場合、そして花嫁道具を運ぶ荷送りの時に行う方法などがあります。
いずれも地域によって違いがありますので、両家とよく相談して決めることが大切です。